姓名判断とは、東洋運命学に基づいた運命学の一分野です。姓名の画数が持っている「相」の吉凶を判断し、その人の運勢を判断していきます。運勢鑑定をする姓名(戸籍名)の文字の画数を数え、「天運」、「人運」、「地運」、「外運」、「総運」、「家庭運」、「社会運」の七運の画数を算出します。そして、この七運の画数が表す数意からその人の運勢を総合的に鑑定していきます。
日本での姓名判断は、いづれも昭和の初期に熊崎氏(熊崎式の開祖)が発表した内容の要約であることが多いようです。熊崎氏はどうやって現在の姓名学を構築したかと言うと、江戸時代末期に活躍した天才易者の林文嶺と言語学者の永社鷹一の2人が体系化した林永流運命学を元にしたようです。そして、その林文嶺は、平安時代に嵯峨天皇の時代に中国から輸入され、鹿島神社で保管されていた文献を元にしたとされています。
姓名判断の用語を解説します。まず、姓の漢字の画数の総計を天格と呼びます。天格は、祖先運を表しています。人格は姓の最後と名前の最初の合計です。名前の中心にあたる部分で、家庭・仕事・結婚運、20代くらいまでの運勢を表し、主運とも言われます。地格は名前の合計で、性格・才能・金運・適職、幼年期から中年期までの運勢を表します。外格は総格から人格を引いた数で、家族・職場などの外因的要素、対人関係・社会的環境の運勢を表します。
姓名判断の流派について紹介しましょう。姓名判断の理論の基礎的内容は熊崎健翁氏によって広く世に広められましたが、その後には熊崎流とは異なる理論を持つ流派も現れています。 熊崎流では漢字の画数を戦前の字体である旧漢字の画数で数える方法を取っており、多くの姓名判断の流派で採用されています。一方で、戦後の字体である新漢字のままで画数を数える流派も現れてきています。